非エンジニアがSQLを書かずにデータ分析できる世界

2 か月前
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この記事は、ひとりでつくるSaaS - 裏note Advent Calendar 2025 の2日目の記事です。

https://adventar.org/calendars/12464

個人開発で「Memoreru」というプロダクトを作っています。知識を整理し、思考を育てるためのツールです。

この記事では、専門知識がなくてもデータを活用できる世界を目指している理由について書きます。

技術的な話はQiitaのアドベントカレンダーで書いています。ご興味のある方は、そちらもご覧ください。

https://qiita.com/advent-calendar/2025/solo-dev-memoreru


データを見たいのに見られない

「先月の売上を部門別に比較したい」
「案件の進捗状況をグラフで確認したい」
「顧客からの問い合わせ傾向を分析したい」

こうしたニーズは、現場のいたるところにあります。

でも、実際にデータを見ようとすると壁にぶつかる。

SQLを書かないといけない。BIツールの使い方を覚えないといけない。IT部門に依頼して、何日も待たないといけない。

結局、Excelに手作業でデータを入力して、グラフを作る。そんな光景が、今でも多くの職場で繰り返されています。


ある経理担当の話

知り合いの経理担当から聞いた話です。

毎月の締め作業で、複数のシステムからデータを出力し、Excelで集計している。部門別の経費を比較するだけで、半日かかる。

「もっと簡単にできないの?」と聞かれたとき、私は答えに詰まりました。

BIツールを導入すれば自動化できる。でも、そのBIツールを設定するには、データベースの知識が必要。結局、IT部門に依頼するか、外部に発注するしかない。

「自分でできたらいいのに」

こうした課題は、多くの現場に共通しているのではないでしょうか。


データは誰のもの?

データを必要としているのは、現場で働く人たちです。営業担当が顧客の傾向を知りたい。経理担当が数字の推移を把握したい。プロジェクトマネージャーが進捗を可視化したい。

彼らにとって、SQLやBIツールは目的ではなく手段です。本当に欲しいのは「データを見て、判断すること」であって、「ツールの使い方を覚えること」ではありません。


非エンジニアがデータを使える世界

私が作りたいのは、ITに詳しくない人でもデータを活用できるツールです。

データベースという言葉を知らなくても使える。
SQLを書かなくても、欲しい情報が見つかる。
複雑な設定をしなくても、グラフが表示される。

そうすれば、非エンジニアでもデータを活用できるようになります。


なぜ今、データの民主化が必要なのか?

AIの進化により、データ活用のハードルは下がっています。自然言語で質問すれば、AIがSQLを生成してくれる時代になりました。

でも、それだけでは足りません。

AIに質問するためには、データがどこにあるか知っている必要があります。そもそも、データを入力する段階で挫折している人も多い。

また、AIが出した答えはブラックボックスになりがちです。グラフを見ても、元データを確認できなければ、その数字が正しいのか判断できません。

データの入力から可視化まで、一貫してシンプルに使えて、かつ元データにいつでもアクセスできるツール。それが、私が作ろうとしているものです。


おわりに

データは、判断の根拠になります。

「なんとなく」ではなく「データによると」と言える。それだけで、意思決定の質は変わります。

Memoreruでは、技術的な知識がなくてもデータを活用できる設計を目指しています。

開発の過程で考えたことを、引き続きこのnoteで書いていきます。

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