なぜ「現場のためのDXツール」をつくろうと思ったのか

5 months ago
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この記事は、ひとりでつくるSaaS - 裏note Advent Calendar 2025 の1日目の記事です。

https://adventar.org/calendars/12464

個人開発で「Memoreru」というプロダクトを作っています。知識を整理し、思考を育てるためのツールです。

この記事では、なぜこのプロダクトを作ろうと思ったのかについて書きます。

技術的な話はQiitaのアドベントカレンダーで書いています。ご興味のある方は、そちらもご覧ください。

https://qiita.com/advent-calendar/2025/solo-dev-memoreru


Excelで進捗管理をしていた頃

SIerでPM(プロジェクトマネージャー)をしていた頃、プロジェクトの予実管理や進捗状況をExcelで管理していました。

毎週、各チームから報告を集め、手作業で集計し、グラフを作成する。関係者に共有するためにPowerPointに貼り付け、コメントを添える。この作業に、毎週何時間も費やしていました。

もっと効率化できるはずだと思い、さまざまなツールを試しました。プロジェクト管理ツール、タスク管理ツール、BIツール。でも、どれもしっくりこない。


データ入力と可視化がばらばら

ツールを導入して気づいたのは、データを入力する場所と可視化する場所が別々だということです。

プロジェクト管理ツールに進捗を入力する。グラフで可視化するにはBIツールにデータを連携する必要がある。連携がうまくいかなければ、結局手作業でデータを転記する。

これでは、Excelと変わらない。むしろ、ツールが増えた分だけ手間が増えている。


ノーコード開発ツールの会社で

その後、ノーコード開発ツールを提供する会社でPdM(プロダクトマネージャー)を経験しました。

データ入力から可視化まで一貫してできるツールに育てることができれば、現場の人たちが自分でデータを管理できる。そう考えるようになりました。

ただ、会社でプロダクトを作るには制約があります。技術的な制約、組織の優先順位、マネタイズとの兼ね合い。作りたいものと作れるものの間にはギャップがありました。


作りたいと思ったもの

世の中には便利なDXツールがたくさんあります。ただ、使いこなしているのはITリテラシーの高い人が中心です。

では、非エンジニアの経理担当や営業担当はどうでしょうか。

Excelは説明しなくても使える。だから現場で生き残る。新しいツールに必要なのは、高機能さより直感性です。

私が作りたいのは、ITに詳しくない「普通の人」が使えるツールです。

データベースという言葉を知らなくても使える。
リレーションを理解していなくても使える。
マニュアルを読まなくても、なんとなく使い方がわかる。
データを入力したら、そのまま可視化できる。

機能を減らすという意味ではありません。必要な機能は揃えつつ、複雑さを感じさせない。そういう設計を目指しています。


個人開発を選んだ理由

会社でプロダクトを作ると、何を作るか、どう作るか、いつリリースするか、すべてを自分で決められるわけではありません。

個人開発なら、すべてを自分で決められる。それが、個人開発を選んだ理由です。


おわりに

開発を始めて約5ヶ月。試行錯誤を繰り返しながら、少しずつ完成に近づいています。

開発の過程で考えたことを、引き続きこのnoteで書いていきます。

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