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この記事は、ひとりでつくるSaaS - 裏note Advent Calendar 2025 の3日目の記事です。
https://adventar.org/calendars/12464
個人開発で「Memoreru」というプロダクトを作っています。知識を整理し、思考を育てるためのツールです。
この記事では、複数のツールを使い分ける煩わしさについて書きます。
技術的な話はQiitaのアドベントカレンダーで書いています。ご興味のある方は、そちらもご覧ください。
https://qiita.com/advent-calendar/2025/solo-dev-memoreru
SIerでPM(プロジェクトマネージャー)をしていた頃、1つのプロジェクトを進めるだけでも複数のツールが必要でした。
タスク管理はExcel、ファイル共有は社内サーバ。その他にもさまざまなツール。
「あの資料どこだっけ?」「最新版はどれ?」。使うツールが増えるほど、欲しい情報が見つからなくなります。
Excelで管理したデータを報告用にまとめるには、PowerPointにコピーしたり、別のツールに取り込んだりする必要がありました。
最近は便利なSaaSがたくさんあります。タスク管理、ドキュメント共有、データ分析。それぞれに特化したサービスが揃っています。
でも、サービスが増えるほど、情報は散らばっていきます。
「あのドキュメント、どのサービスに保存したっけ?」
Excelと社内サーバの時代と、本質的な課題は変わっていません。
新しいツールを導入するには、コストがかかります。
ライセンス費用だけでなく、導入に伴う設定作業、メンバーへの教育、既存データの移行。ツールを1つ増やすたびに、これらのコストが発生します。
さらに、社内で新しいツールを導入するには、関係者への説明が必要です。上司には予算と効果を、情シスにはセキュリティを。それぞれに違う言葉で説明しなければなりません。ツールが増えるたびに、この説明コストも積み重なります。
小さいチームでは、ツールの管理に専任の担当者を置く余裕はありません。結局、誰かが本来の業務に加えて、ツールの管理を担当することになります。
複数のツールを使い分けるのではなく、1つのツールで完結できないか。
私が開発しているMemoreruでは、以下の機能を1つのアプリケーションで実現しようとしています。
これらが1つのアプリ上で完結します。ツール間のデータ連携に悩む必要がなくなり、欲しい情報もすぐに見つかります。
「1つのツールで全部できれば良いのに」という声は、現場でもよく聞きました。
ただ、万能ツールを作るのは難しいです。ドキュメント管理に特化したツールと、データベースに特化したツールでは、設計思想が異なります。後から機能を追加しても、専門ツールほど使いやすくはなりません。
ノーコード開発ツールを提供する会社でPdM(プロダクトマネージャー)をしていた頃、この難しさを実感しました。
だからこそMemoreruでは、最初から「データ管理」と「ドキュメント作成」と「可視化」を統合した設計にしています。後付けではなく、最初から1つのツールとして作る。
複数のツールを使い分けること自体が悪いわけではありません。それぞれのツールには、それぞれの強みがあります。
ただ、ツールが増えるほど、管理コストも増えます。できることなら、1つで完結したい。そういうニーズに応えたいと思っています。
開発の過程で考えたことを、引き続きこのnoteで書いていきます。
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