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この記事は、ひとりでつくるSaaS - 裏note Advent Calendar 2025 の6日目の記事です。
https://adventar.org/calendars/12464
個人開発で「Memoreru」というプロダクトを作っています。知識を整理し、思考を育てるためのツールです。
この記事では、週次報告という業務について考えていることを書きます。
技術的な話はQiitaのアドベントカレンダーで書いています。ご興味のある方は、そちらもご覧ください。
https://qiita.com/advent-calendar/2025/solo-dev-memoreru
「週次報告の時間だ」
週末が近づくと、この言葉が頭をよぎる。少し憂鬱な気持ちになっていました。
プロジェクトの進捗を報告する。それ自体は大切なことです。でも、報告のために毎週Excelを開いて、数字を集計して、グラフを更新して、PowerPointに貼り付けて。
この作業に、どれだけの時間を費やしてきたでしょうか。
週次報告の本来の目的は「状況を共有すること」のはずです。
でも、いつの間にか手段が目的化していました。
「報告資料を作ること」が仕事になっている。報告のための情報を集めることに時間を使っている。本来やるべき仕事が後回しになっている。
これは何かがおかしい。
よく考えると、報告に必要な情報はすでにあるのです。
タスクの進捗はプロジェクト管理ツールに記録されている。課題は課題管理表に書いてある。数字はシステムのログに残っている。
それなのに、なぜ毎週手作業で集計しなければならないのか。
答えは単純でした。情報が散らばっているから。そして、それを一箇所で見られる仕組みがないから。
Memoreruで目指しているのは、「報告」という行為そのものをなくすことです。
情報が常に最新の状態で、見たい人が見たいときに見られる。わざわざ誰かが集計して、資料を作って、共有する必要がない。
そういう状態を作りたいと思っています。
その実現手段のひとつが、ダッシュボードです。
Memoreruでは、テーブルでデータを管理し、グラフで可視化し、それらをダッシュボードにまとめて表示できます。データの入力から可視化まで、ひとつのアプリケーションで一貫して行える。
だから、Excelでデータを集計して、PowerPointに貼り付けて、という作業が不要になります。
データを入力すれば、グラフは自動的に更新される。見たい人がアクセスすれば、いつでも最新の状況が分かる。
週に一度の報告会のためにExcelを開く必要はなくなります。
もちろん、すべての報告会が不要だとは思いません。
数字だけでは伝わらないニュアンスがある。議論が必要な課題がある。顔を合わせて話すことで生まれる価値もある。
でも、「情報を共有するためだけの会議」は減らせるはずです。
情報が常に見える状態になっていれば、会議の時間を「判断」や「議論」に使えます。報告を聞く時間ではなく、考える時間に変えられます。
報告する側の負担も見逃せません。
毎週の報告資料作成にかかる時間。複数のツールから情報を集める手間。フォーマットを整える作業。
これらの時間を、本来やるべき仕事に使えたら。そう考えると、報告の自動化は単なる効率化ではなく、働き方の改善につながります。
週次報告のためにExcelを開く。その時間をなくしたい。
情報が自然と集まり、見たい人が見たいときに見られる。報告のための準備が不要になる。
そういう世界を、Memoreruで実現したいと思っています。
開発の過程で考えたことを、引き続きこのnoteで書いていきます。
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